欧州バイオマスエネルギー協会（European Biomass Association, AEBIOM）は欧州連合としてバイオマスエネルギーを普及する専任単位であり、その協会の下に一つ欧州木質ペレット委員会(European Pellet Council, EPC)があり、主な三つのプロジェクトを担当する：一つは、木質ペレットの品質、安全、教育…など、関係がある知識のメッセージを担当すること。二つ目は、ヨーロッパの木質ペレットの使用量をアップすること。三つ目は、ENPLUSに関する規範を導くことです。

なぜ木質ペレットは新たな認証が必要ですか？

固体なバイオマス燃料の新たなヨーロッパ標準は2011年から全欧州に施行し、新たな標準はEN14961-2を含みます。国によってそれぞれの標準に適していないです。EN14961-2は2014からISO1225-2に代わり、ENPLUS3.0ガイドも同時ISO標準に更新されます。

ENPLUSにはどんな品質レベルがあります？

ENPLUSはA1とA2の二種類の品質レベルがあります。A1レベルは良質で、私用な ボイラーやペーチカを使うことに適しています。それに、A1は最も少ない灰燼ができ、最高の標準に合致しています。A2レベルは工業で使うのに適しています。

ENPLUSはほかの認証に比べて、何が特別な所がありますか？

ほとんどの品質認証はただプロセスを認証しますが、ENPLUSはもっと厳しいプロセスの範囲を含めており、消費者に製品を渡す時の確認の品質、例えば、運送、保存などを含んでいます。

ENPLUSはどのようにして品質を確保しますか？

ENPLUSは非常に透明化の高いシステムです。メーカと貿易商は承認コードで製品をフォローできます。ENPLUSは消費者とボイラーに新しい基準点を提供します。

ENPLUSはどのようにして品質の一致性を確保しますか？

毎年木質ペレット設備、プロセスと品質管理を審査して、木質ペレットのサンプルはプロの実験室で分析します。メーカと貿易商は自由に欧州連合認証した専任単位に検査して、品質の一致性を確保します。

ENPLUSはヨーロッパでの市場の状況はどうですか？

ENPLUSは2010年からドイツで始まり、急速に広がっています。2015年までにENPLUS認証した木質ペレットのメーカは34個国に分布しています。ENPLUSの木質ペレットの総産量は毎年六百万トンぐらいあります。

總昌機械は独自技術の機械により、ベトナムの製造工場は真っ先にENPLUS A2を通過して、品質良いです。欧州連合の認証を得た、承認コードはVN001です。もしもっと詳しい情報をご希望なら、お気軽にご連絡ください。

↓ EN PLUS仕様とSGS検査報告書

弊社は2010年からバイオマス燃料を生産しております。プロの木質ペレットの設備とウェアハウスを備えて、現在の生産量は毎月15,000トンに達します。工場の実際の生産能力は毎年360,000トンに達しております。今まで韓国の発電所に出荷して、ベトナムと台湾の工業用のボイラーで使われています。總昌は長年の経験があって、たくさんの国際品質の認証を持ってます。

(ベトナム製造場)

(韓国火力発電所見取図)

炭化木質ペレットでも、木粉でも、チップなどでもすべてお客様の要求によって調整と制作が可能です。

輸送の危険性が低いこと

石油を輸送するタンカーは、もしオイルパイプが割れたり油漏れが発生したら、海や地下水源の環境を汚染します。また、爆発が起きて、死傷する可能性があります。木質ペレットの輸送はそれほど簡単には、こうした突発事故を起こしません。そのうえ、木質ペレットは貯蔵しやすいし、長距離輸送もできます。そして、お客様の要望によって、貯蔵コンテナに置くにも便利です。

供給源と価格の安定

木質燃料はリサイクル性があって、一般的には自生地を供給源としています。市場の穏やかな継続した発展にしたがい、木質ペレットは、高い供給安定性があります。欧米の国では、毎年の暖気費用の計算では、それぞれの家庭にとって、斟酌しなければならない経済課題です。ガソリン価格の不安定性に比例して、多くの消費者が木質ペレットのほうを買いたくなります。

温室効果ガスを減らすこと

木質ペレットと他の伝統なエネルギー（石油、天然ガス、石炭）に比べて、もっと環境保護の考えに合います。もしある一世帯が暖気燃料を木質ペレットに変えた場合、毎年約5トンの二酸化炭素排出量が下がります。

大気汚染を減らすこと

浮遊微粒子(Particulate Matter, PM)2.5のは直径2.5以下の粒子です。直接人体の呼吸器官に入り込んで、直接あるいは間接呼吸器官を影響をあたえます。ぜんそくや、皮膚アレルギー…など起こる可能性があります。燃焼用石炭と石油コークスはPM2.5主な一つ出処です。もし石炭燃料と石油コークスを禁止すれば、毎年約5595トン(40%)の硫黄酸化物、757トン(73%)の粒子状物質、8200トン(53%)の窒素酸化物などの汚染源を減らせます。大気汚染の軽減に対して大いに役に立ちます。

再生可能エネルギー法

欧州国家は海外から木質ペレットを輸入して、半分以上は発電所で使います。EUの再生可能エネルギー法は、再生可能エネルギーの推進と使用を強く主導しています。さらに、EU加盟諸国は、2020年には、再生可能エネルギーの使用率が全国エネルギーの使用率の20%に達成しなければならないと規定しています。2015年12月のCOP21には、200人以上の国のリーダを集まって、全世界の炭素の排出を下げることに合意して、地球温暖化の速度を下げるために各地の政府が再生可能エネルギーを使うべきことを励まします。

政府の予算補助

地球温暖化というテーマは各界が重視しているので、多くの国は、再生可能エネルギーを使うことを奨励します。例えば、太陽エネルギーを使うことや、バイオマスエネルギーを使うことや木質ペレットを使うことは、常に優先的な補助対象項目です。

参考文献

翁鳳英(2008)，新能源之星木質顆粒，能源報導3月，頁23-26。

翁鳳英(2009)，木質顆粒歐美發展現況，能源報導8月，頁28-31。

木質ペレットは単に火力発電所、工業用のボイラーで燃やすだけではありません。一般的の家庭やセントラル暖房システムの暖房の材料として使えます。

木質ペレットの原料は天然の木の乾燥した廃材です。例えば、おがくず、削りくずと森の枯れ木などです。何の化学接着剤も入れていません。

木材繊維の細胞壁の主な成分は木質素、繊維素と半繊維素…などです。高圧高温の状況では木材繊維の細胞壁を破れて、木質素が出ます。だから、何の化学接着剤も必要ありません。製作工程では温度と含まれる水分量を注意しなければならないで、水分は10~15%に制限します。ペレットはまず木質材料をグラインダーで研磨して、普通のパン生地のようにして、圧縮して製作します。その物質が圧縮に入れて、金型で圧縮して粒になります。金型のスルーホールは必要なサイズがあり、直径は一般的に0.6cm、長さは2~3cmぐらいです。それから、製品は最後の篩い落とす網に入れて、不良品を排除した後、最後はトラックで消費者に送りられます。

目下、市場での木質ペレットの主要なものは、主に材木工場からのものです。木質ペレットの燃焼発熱の品質は木屑の品質で決まり、製造処理の工程で品質をコントロールしなければなりません。それで、たくさんの欧州連合の国は国際機構によって品質に関する認証を制定して、木質ペレットの品質を確保します。例えば、ドイツのDIN51731、オーストリアのONORM M 7135、2002年に初めて歐盟生質燃料協會(European Biomass Association, AEBIOM)を通じてすべての認証をen plusに統合しました。

翁鳳英(2008)，新能源之星木質顆粒，能源報導3月，頁23-26。

翁鳳英(2009)，木質顆粒歐美發展現況，能源報導8月，頁28-31。

維基百科Wikipedia